【完全版】これ1本で全てわかる!繁盛店が実践する「看板メニュー」の作り方

こんにちは!飲食店オーナー兼飲食店専門コンサルタントのヒデキです。

今日は、お店の売上をぐっと引き上げてくれる、超重要な「看板メニュー」の作り方について、基礎から実践までをこの1本にまとめて徹底解説していきます。繁盛店への第一歩、ぜひ最後までお付き合いください。

繁盛店には必ずある!看板メニューの重要性

突然ですが、皆さんのお店には、「このお店に来たら、絶対にこれを食べてほしい!」と心から言える一皿、ありますか?お客さんが「あのお店に行ったら、アレ食べなきゃね!」って思い出してくれるような、お店の“顔”となるメニューのことです。

実は、繁盛しているお店には、偶然生まれたヒットメニューってほとんどないんですよね。お店が「これをうちの顔にするぞ!」って意識して、お客さんと一緒に時間をかけて育てていった、そんなストーリーのある一皿が必ずあるんです。

では、なぜそんなに看板メニューが大事なのでしょうか?これには、計り知れないほどのメリットがあるんです。

お客様を呼び、ファンにする力

初めて来店されたお客様は、「このお店、何が美味しいんだろう…?」と迷ってしまうことが多いですよね。その時に、「これを頼めば間違いない!」という看板メニューがあると、お客様はすごく安心できます。それが、来店してくれる大きなきっかけになるのです。

そして、その一皿がめちゃくちゃ美味しかったら…?「うわ、これ、また食べたい!」「友達にも教えてあげたい!」と感動してくれて、リピーターになってくれます。SNSに「ここのコレ、最高だった!」なんて投稿してくれたら、もう最高の無料宣伝ですよね!

経営を支えるスーパーヒーロー

つまり、看板メニューは、ただの料理ではありません。新しいお客様を呼び、リピーターを増やし、お店の個性を伝えてブランド価値を高める。さらには、注文が集中するから仕込みが楽になって食材ロスも減るという、経営の柱になってくれる、まさにスーパーヒーローのような存在なのです。

看板メニューの作り方【基本編】

では、そんな看板メニューは、どうやって作ればいいのでしょうか?ここからが本題です。

ステップ1:お店のコンセプトを明確にする

一番最初にやるべきこと、それは『お店のコンセプトを明確にすること』です。「え、料理の話じゃないの?」と思うかもしれませんが、これが全ての土台になります。どんなに美味しい料理でも、お店のコンセプトとズレていたら、お客様の心には響きません。

皆さんは「誰に」自分のお店の料理を届けたいですか?家族連れですか?仕事帰りのビジネスパーソンですか?それとも、デートで使ってほしいですか?この「誰に」というターゲットを具体的に想像することが、第一歩です。

そして、その料理にはぜひ、ストーリーを持たせてあげてください。「僕が惚れ込んだ、〇〇さんの農家で作られたトマトをどうしても使いたくて、試行錯誤の末に生まれた特製パスタなんです!」といった開発の裏側にある物語は、お客様を惹きつけ、料理の魅力を何倍にも膨らませます。

ステップ2:メニューの内容を考える

コンセプトが決まったら、次はいよいよ『メニューの内容』を考えていきます。初心者の方におすすめなのは、ハンバーグ、パスタ、カレーなど、誰もが知っている「王道のメニュー」から始めることです。

もちろん、ただのハンバーグでは他のお店に埋もれてしまいます。大切なのは、そこに「お店ならではの工夫」をプラスすること。

例えば、最近流行りのパンケーキも、元々は昔からあるメニューですよね。でも、「今までにない“ふわっふわ”の食感」や「山盛りのホップクリーム」といった工夫を加えたことで大ヒットしました。味、見た目、食感、どこか一つでいいんです。お客様の記憶に「引っかかる」ポイントを作ることが大事なのです。

さらに、料理が運ばれてきた時の「ジュージュー!」という音、食欲をそそるスパイスの香り、立ち上る湯気など、五感を刺激する「シズル感」の演出も、お客様の期待感を最高潮に高めてくれます。

看板メニューの育て方【実践編】

最高のメニューのイメージが湧いてきたところで、ここからはその魅力をどうやってお客様に届け、お店の利益につなげていくか、という具体的なテクニックの話をしていきます。

テクニック1:ネーミングで魅力を伝える

どんなに美味しい料理でも、名前が覚えにくかったり、魅力が伝わらなかったりしたら、すごくもったいないですよね。

「〇〇(店名)特製ハンバーグ」や「北海道○○さん直送!アスパラのグリル」、「冬だけ味わえる!炙り牡蠣のグラタン」のように、お店のこだわり、産地、限定感を名前に盛り込むだけで、お客様の「食べてみたい!」という気持ちはぐっと高まります。人がパッと見て覚えられるのは10文字くらいと言われているので、短く、でも特別感が伝わる名前を考えてみてください。

テクニック2:戦略的な価格設定

次に、非常に重要なのが『価格設定の戦略』です。この看板メニューで「お客様を呼びたいのか」、それとも「しっかり利益を出したいのか」。この目的によって、値段の付け方は全く変わってきます。

もし集客が目的なら、少しお得感のある価格にして、お店に来てもらうきっかけにするのが有効です。ただし、赤字覚悟の安売りは絶対にダメ。お客様が「このクオリティでこの値段は嬉しいな」と感じてくれるラインを狙いましょう。

逆に、食材や手間ひまにすごくこだわった一皿なら、多少高くても大丈夫です。その代わり、「なぜこの価格なのか」という理由(開発ストーリーや素材のこだわりなど)をメニューブックやスタッフの言葉で丁寧に伝えることが重要です。お客様が納得してくれれば、それは「高い」のではなく「価値がある」に変わるのです。

テクニック3:販促と演出で魅力を最大限に引き出す

最後に、作った看板メニューをお店の「最強の営業マン」にするための仕上げ作業です。

一番分かりやすいのが、メニューブックの工夫です。お客様は、メニュー表の左上や真ん中の上あたりを最初に無意識に見ます。だから、そこに一番売りたい看板メニューの写真をどーんと大きく載せましょう!写真の横に「ふわとろ食感!」や「当店人気No.1!」といったキャッチコピーがあれば、頼みたくなりますよね。

そして、忘れずに活用したいのが、スタッフの皆さんの力です。マニュアル通りの説明よりも、スタッフさんが「これ、私が一番好きなんです!ソースが本当に美味しくて…!」のように、自分の言葉で熱意を込めておすすめすれば、注文率は絶対に上がります。

さらに、「途中でこのソースをかけると、また味が変わって美味しいですよ」といった『食べ方の提案』をしてあげるのも、お客様の満足度をすごく上げてくれます。お客様を飽きさせない工夫が、リピートに繋がるのです。

看板メニュー作りで注意すべきこと

最後に、いくつか注意点があります。

  • 流行に乗りすぎない:お店のコンセプトからズレたメニューは作らないこと。
  • 味をブレさせない:看板メニューの味は、いつ来ても「あの味だ!」と安心してもらえるように、絶対に安定させること。
  • 目的を見失わない:SNSでバズることはゴールではありません。本当に大切なのは、一回きりのお客様ではなく、何度も通ってくれるファンを一人でも多く作ることです。

まとめ

今日、一番お伝えしたかったのは、看板メニュー作りは『誰を幸せにしたいか』というコンセプト設計から始まり、その愛情を込めた『伝え方』まで設計して初めて完成する、ということです。ぜひ、あなたのお店の“顔”を、大切に育ててあげてください。

今日の話が、あなたのお店の魅力的な一皿を生み出すきっかけになれたら、僕もめちゃくちゃ嬉しいです。ぜひ、できることから一つでも試してみてくださいね。

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